チームワークに支えられてます。
総務部 事務員
>簡単な自己紹介をお願いします。
私はスリランカ出身です。2017年に来日して日本語学校と神戸の大学で学び、その後新卒でのぞみの園に入職しました。スリランカでも日本語の勉強をしていましたが、当時は漢字を少し覚えた程度で、話し言葉は日本に来てから学びました。
>どうしてのぞみの園へ入職されましたか?
スリランカでは経理の勉強をしていたので、日本で事務職員になることが私の強い目標でした。就職活動の際に当時の施設長と面談し、私の事務員になりたいという思いを理解していただき、その優しい人柄に惹かれました。また、のぞみの園がカトリック系の施設であることも、神様からいただいた運命的な出会いだと感じ、入職を決めました。
>現在どんな仕事をしていますか? また、仕事を始めるうえで、不安に感じることはありませんでしたか?
のぞみの園では、経理事務と電話応対、受付業務を担当しています。最初は電話応対がちょっと怖かったです。直接お客様と顔を合わせて話すなら、相手の表情から感じ取れることがありますが、電話だとそれが見えないので不安でした。また、丁寧語や尊敬語の使い方や、関西弁の聞き取りにも苦労しました。そんな悩みを上司に相談したところ、「他の職員の電話応対をよく聞いてみたら?」というアドバイスをいただき、実践してから約5か月ほどで、普通に電話応対ができるようになりました。
>のぞみの園はどういった方々が働かれている印象ですか?
チームワークの強さを感じます。私が仕事内容で分からないことがあっても、周りの方に質問しやすいです。皆さん自分の業務で手一杯の時もあるでしょうが、それを全然顔に出さず、周囲に気を配りサポートしてくれる方ばかりです。そして施設内のどこを通っても、皆さん「お疲れ様です!」と笑顔で挨拶を交わしています。
私はカトリック信者ですので、「自分が他の人にいいことをしたら、それはいつか自分にも返ってくる」ということを強く信じています。そのため、のぞみの園の理念である「この町で、一人ひとりの「のぞみ」に向き合う。」に共感しています。
>介護現場の魅力を教えてください。
施設には魅力的なご利用者がたくさんいらっしゃいます。
実は、私が大学4年生の時にスリランカの祖母が亡くなりましたが、試験のため帰国することができず、大変悲しく寂しい思いをしました…。ですが、ここのぞみの園に入職しご利用者と接していると、このおばちゃんたちも私のおばあちゃんみたいな、一緒みたいな感じがしています。
>これからどのような職員に成長していきたいですか?
日本のことや今の仕事について、まだ分からないことがたくさんありますので、引き続き学んでいきたいです。そして、現在日本には海外からの実習生が来ています。もしのぞみの園にもそうした実習生が来られたら、私が担当になって日本で学んだことや経験を伝え、彼らの力になりたいと思っています。