たくさんの学びがあります。
特養介護職員
>簡単な自己紹介をお願いします。
私は2017年から派遣スタッフとして働き始め、正社員になって今年で2年目になります。
通っていた大学は福祉関係ではなく、世界史、特に西アジアについて勉強していました。
小さいころから「仮面ライダー」が好きで、現在でも大人用の変身ベルトを集めるのが趣味です。
私の父親と祖父が食品販売の仕事をしており、お客さんとコミュニケーションしている姿を見ながら育ちました。それが、今の仕事ともつながっているように思います。
>どうしてのぞみの園へ入職されましたか?
最初は派遣スタッフという形でのぞみの園に入職したのですが、施設の見学をさせてもらった時に、職員さんとご利用者の距離がとても近くて、何か「温かいな」っていう空気を感じたんです。
そういう温かい家庭的な雰囲気を感じて、「ここしかない!」と直感で決めました。
同時期に他の施設も色々見学していたのですが、そういう雰囲気を感じたのは、のぞみの園が初めてだったんです。
>のぞみの園はどういった方々が働かれている印象ですか?
入職した当初は、スタッフの年代が幅広いっていうのが印象的でした。同年代の方もいれば、一回り二回りも離れている方もたくさんいらっしゃいます。そうしたスタッフ全員が同じ方向を向いて、同じ目標を持って仕事に取り組んでいるのが、のぞみの園の特徴だと思います。
また、スタッフ全員が優しい方ばかりです。仕事で困った時や失敗して落ち込んだ時にも、すぐに上司や同僚の方々が親身に相談に乗ってくださいます。優しい仕事仲間に囲まれて、とても楽しく仕事させていただいています。
>どのようなときに仕事のやりがいを感じますか?
支援の場で「ありがとう」とか「助かった」という言葉がもらえると、素直に嬉しいです。感謝されることを意識しながら働いているわけではありませんが、そんな風に言葉にしていただくと、自分の心に何ともいえない温かい気持ちが広がります。
>介護現場の魅力を教えてください。
普段ご利用者と会話をする中で、例えば終戦直後の「昔はご飯が食べられなくて芋ばっかりだった」とか「見合いで今の旦那さんと知り合った」というような、今では経験できないような話をしていただくのが、とても勉強になります。ご利用者で優しい方がすごく多いのは、これまで歩んでこられた人生の「厚み」があるからではと思います。自分も人生経験を積んで、いつか「厚み」のある人になりたいです。
>これからどのような職員に成長していきたいですか?
将来的にはケアマネージャーの資格を取得して、より広い視点からご利用者のお役に立ちたいというのはあります。その一方で、現場スタッフとして働くのは肉体的にしんどいこともありますが、ご利用者に直接関わるのはやっぱり楽しいんです。そんな現場の感覚を忘れずに、これからも自分の可能性を探していきたいです。